本文へスキップ
2011年12月24日(土)
社会の中で生きる

私たちは人の輪の中で生きています。
一人きりで生きることは大変なことです。

家族を大切にし、学校の友達や会社の同僚と共に生きています。
ご近所や地域の人々と街を作ります。
この社会の中で私たちはどのように生きてゆけばよいのかについて考えてまいります。

イメージ02
2012年1月1日(日)
現在の世界エネルギー政策

蒸気機関車がもくもく走っていた頃、石炭が世界のエネルギーでした。
その後、石油が魔法の水として新しい化石エネルギーとなりました。
火力発電所や自動車は石油が主力です。
第2次世界大戦後には原子力発電所も作られました。
しかし、これらの燃料には埋蔵量に限りがあります。

一方、未来エネルギーの1つに太陽光反射型発電があります。
アフリカのサハラ砂漠に最適です。
昨年NATOが中心となってアフリカの再編成を行いました。
アラブの春も記憶に新しいでしょう。
リビアも石油輸出体制にシフトしています。
これは世界インテリジェンスです。
アフリカは石油を輸出しながらイスラエル・欧州と次世代エネルギーを開発します。
世界のエネルギー開発は着実に進展しているようです。
大自然の中から人間社会に必要なエネルギーをどう調達するか。
今の社会の大きな問題の1つです。

2012年1月28日(土)
立法、行政、司法と政治

人の生きる道を定めるのが立法。
法に基づいて政治が行われます。
政治を実際に行うのが行政。
そして法の運用を調べる司法。

法は未来を作ります。
行政は今を生きます。
司法は過去を裁きます。

日本では行政法が多いようです。
経団連の経済政策立案も力を持っています。
議員立法はニュースになります。

各国のお国事情によって、立法、行政、司法の事情が少しずつ調整されている様子が見受けられるようですね!

2012年9月5日(水)
経済の神様

価格を決める神様がいます。

こんなに働いたんだから。
楽に作れたから。
作り手の気持ちがあります。

これ、いいね。
これはちょっと使いにくいな。
買い手の気持ちがあります。

価格は作り手と買い手の折り合いで決まります。
気持ちが大切。
市場心理が大切です。
価格は脳内にあるのです。
まるで値札のように商品にくっついているように見えても。
価格の精霊は皆様の脳の中にあるのです。
形を超えています。
数字になっています。
ベクトルやスカラー値になっています。
最後の審判が下ります。
買うか買わないか。
即決で決済が行われるのです。

経営の神様は作り手の神様。
消費の神様は買い手の神様。
それを束ねる経済の神様。

運動神経で営み、感覚神経で評価し、大脳で決済します。
経済の神様は皆様の脳に宿っているのです。

2012年10月4日(木)
今は円高バブル。

バブルがはじけて20年。
ようやく失われた20年が終わりに近づきました。
これからはグリーンイノベーションの時代へ。
日本経済は円高に支えられて安定してきました。
輸入品が安いのですから楽になるのが当然です。
円高バブルの到来です。
株に比べて為替の時価総額は膨大です。
株に手を出さない人はいっぱいいます。
が、円に関わらない日本人はいません。
日本経済は円で計算されています。
その総額は株価の比ではございません。
円高バブルの崩壊に備えるべきか。
それとも円高を維持する妙案があるのか。
どうして円高になっているのでしょう?
その理由を究明し、世界の中の日本経済を安定させる。
それは日銀を初めとする日本経済界の役割です。

2013年1月17日(木)
コーヒーで痛風予防

コーヒーに含まれるカフェイン。
気分転換に最高です。
元気が出て眠気が飛びますね。
心も落ち着きます。
カフェインはプリン体の1つです。

プリン系神経伝達物質の代わりをしてくれます。
自律神経系を整えてくれるのです。
そしてプリン体の神経放出を抑えてくれます。
さらに利尿作用で尿酸の排出を促してくれます。
カフェインにはいくつかの痛風予防効果があるのです。


あなたも是非、食後に一杯のコーヒーを。

2013年1月27日(日)
社会の階層と脳の階層性について

社会にはさまざまな階層があります。
どんなに違う主義に基づく社会にも階層があります。
どうしてでしょうか。
それは私たち人間の脳に階層性があるからです。
そもそも脳に階層性があるので、脳の作る社会に階層ができます。
地獄から始まり、餓鬼、畜生を超え、阿修羅から人へ。
さらに仏道に入り、声聞、縁覚、菩薩、如来へと続きます。
これだけで既に9段階です。
これらの1段1段が、実は解剖学的な神経の階層性に相当しています。

科学で申しますと、世界中が全く無秩序に見えてしまうのが地獄です。
無秩序から何かが理解できそうでできずにあがく餓鬼。
先生に手取り足取り教えてもらい学んでいる畜生。
そこから独学へ足を踏み入れて四苦八苦している阿修羅。
一通り、自分で世の中の秩序をなんとか乗り切る始めると独立です。
人になったのです。
さらに、最高秘密の教えを上手に理解できる声聞。
その、最高学問を自分で考え始める縁覚。
自分で作り上げた体系を人に教え始める菩薩。
そして、世界中の超難解理論を自由自在に見下ろす如来。
大学は最高秘密を教える現代科学の最高学府です。

科学に限らず、経済界にも同じような階層性があるようです。
何もできず、文句ばかりでどうしてよいかわからず、業火に罪を重ねて苦しんでいる地獄。
お腹が空いたとお金をねだって泣きわめく餓鬼。
仕事を与えられ、言われたとおりに働けばご飯を貰える畜生。
自分で仕事をとってくるものの、失敗だらけで四苦八苦している阿修羅。
上手に仕事を受注、生産、輸送、納品できる一人前の社会人。
世界の経済界の秘密に通じている取締役、声聞。
自分で新しい経済分野を切り開いて努力しているIT企業家、縁覚。
自分で作り上げたIT経営ノウハウを世界に広める菩薩。
そして、世界中のあらゆる分野の企業経営を自由自在に動かす如来。

軍事界も同じでしょう。
諜報界も同じでしょう。
宗教界も同じでしょう。
政治界も同じでしょう。

あなたは今、どこにいますか?
どの階層も、力を合わせて頑張りましょう。
皆で一歩一歩階段を登って参ります。
世の中が少しでも良くなるように。

この世の全てに意味があるのです。
無駄なものなど何もないのです。
仏の慈悲があまねく全てを照らします。

2013年4月21日(日)
人間社会の基本概念

人間の社会をどう作るか。
社会科学の根本問題です。
考えずに社会を作っている動物もいます。
ミツバチです。
考えずに家族を作る動物も多いようです。
しかし、人間社会は考えて作られています。

私は人間社会は人に優しい社会が良いのではないかと思います。
人間だもの。
役割分担も、人間のそれぞれの役割を分担すると考えます。
栄養を運ぶ血管の役割の道路交通網。
情報を運ぶ神経の役割の電気情報網。
動力を作る筋肉の役割のエネルギー産業。
どうするか考える脳の役割の政府。
老廃物を濾し分ける腎臓の役割の清掃事業。
身体に悪い異物を見分ける免疫の役割の公安治安。

私たち人間の能力の一部を分担し合います。
それで人の役に立ち、飯が食えるようになることです。

そうして出来た社会が大宇宙の中でどれほど成長できるか。
恐竜社会は残念ながら滅亡してしまいました。
家族を作り、群れを作っていたようです。
しかし、自然環境の激変に対応できる社会が形成できませんでした。

社会で生きる方が個人で生きるより明らかに柔軟性があります。

人間を物質や生物あるいは動物と見做してしまう考え方もあるでしょう。
しかし、それは”人間”の価値をないがしろにしている感が免れません。

キン肉マン、腎臓マン、脳マン、心臓マン、血液マン。
免疫マンに小腸マン、内臓感覚マン、血圧感知マン。
栄養貯蔵マン、運動神経マン、視覚マン、聴覚マン。
肝臓マン、呼吸マン、排出マン、リラックスマン。
盛り上げマンに声だしマンに文筆マンに政治マン。
見張りマンに経理マン、調整マンにブレーキマン。

中でも社会の感覚神経(モニタリング)と運動神経(行政)を統合する大脳(政府)の役割が”人間”社会の特徴です。

2013年5月4日(土)
人として生きる

人は支え合って立っている
一人きりでは人になれない

人は人を見て学ぶ
それから自分で考える
そして人に伝える
学んで考えて、わかったら伝える
学び合い 教え合って生きている
それが世の中

学びて時にこれを習う またよろこばしからずや
遠方より友来たる また楽しからずや

物をつくり、融通し合って支え合う
知をつくり、融通し合って支え合う
物を融通するには数字を用いて会話する
知を融通するには言葉を用いて会話する

数字も言葉も物や知そのものではない
それらを指し示す指標である
人は物を数字で共有し、知を言葉で共有する
共有して支え合う

学んで考え、伝えてゆく
作ったものを売りに出す
それが世の中で生きること
人として生きることだ

2013年6月25日(火)
遺伝子改変生物は点変異で商品化へ
小麦に大豆、お米にトウモロコシ。
酵母に麹に乳酸菌。
蚕に羊。
遺伝子改変生物が次々に作られています。
今のところ大部分は基礎研究用です。
商品化にこぎつけた例はごく限られています。
遺伝子組み換え作物は生態系を確定的に予測不能に攪乱します。
枯葉剤除去などの緊急措置を除いて、市場放出は認め難いのが現状です。
安全なのは点変異です。
点変異の代表例は自然変異です。
私たちが一人一人違う遺伝子なのも、大部分は点変異のおかげなのです。
点変異は人工的に作ることも可能です。
技術的には最高度の熟練を要しますが、理論的に可能です。
乳酸菌や酵母などでは比較的簡単に作ることができます。
今までの遺伝子改変生物は、基礎実験として大きな役割を持っていました。
どの遺伝子が重要か。
これからも、基礎実験としての遺伝子改変技術の重要性は変わりません。
しかし、商品開発から市場放出に向かうには、そのままではいけません。
点変異にして商品化するのが安全です。

これは日本に限らずフランスのワイン酵母やアメリカのトウモロコシにも当てはまります。
ロシアの小麦にも日本の大豆にも当てはまるのです。
基礎研究から商品開発へ。
科学の力で世界の経済界を盛り立てて行こうではありませんか。

2013年8月20日(火)
独裁者を創りだす大衆

独裁者とは一人で何でも決めてしまう人です。
現代では、あまり良いイメージがありません。
独裁者が独裁者を作る訳ではありません。
独裁者と言われる特定個人に服従する大衆が作り出すのです。
独裁者を作るのは大衆です。
この人に任せてしまいたい。
責任も権利も。
独裁者を見守る大衆の視線は一点に集中します。
独裁者だけを見るのです。
共和制の代表者たちがお互い同士を同時に見守るのと対照的。

集中力の強い大衆が特定の一人だけに集中してしまった状態。
それが独裁政治です。
独裁を防ぐには2つの方法があります。
1つは独裁者を外してしまうのです。
目標を失った大衆はあちこちを見るようになります。
もう1つは大衆の気を散らすのです。
大衆が個性を持つと言ってもいいでしょう。
後者の方が治安が安定するでしょう。
一人一人が自分を確立して、個性を持って考えられる社会。
それが成熟した社会です。

近年は王室が大衆と共に歩む姿が見られるようになりました。
国民の一体感を形成する王室。
一人一人の個性を持った国民。
王室の代わりに大統領制の国もあります。
集中と分散。
世を貫く一体感が大切です。
世の中の全てが大切です。

独裁者を創りだしてしまうのは大衆です。
政治家に任せても自分たちの意見はしっかり持つ。
成熟した大人社会が求められていると思います。

2015年7月31日(金)
アメリカとキューバの国交回復

4月ごろからアメリカとキューバが急速に国交回復に向かいました。
オバマ外交が大成功しています。
生命を大切にするキューバと原子力軍事大国アメリカ。
カリブ海に浮かぶ島国キューバとの仲直りには歴史的意味もあります。
冷戦時代にはソ連の核弾頭がキューバに運び込まれる問題も起こりました。
ケネディ大統領の時代でした。
今では娘さんが日本の米国大使になりました。
アメリカとキューバの国交回復を生命科学者として大変うれしく思います。
今後の両国の発展を祈ります。

ナビゲーション